明日は明日の風が吹く
久しぶりのブログだ。
最後に更新したブログは旅行のことだったことを思い出した。
前の記事で勇気を出して予約したヨーロッパ旅行だったけど、旅行1週間前にしてすべてキャンセルとなった。
なんと、予約していた航空会社(ジェットエアウェイズ)が経営難により全便運行停止のこと。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190419-00000091-kyodonews-bus_all
ジェットエアウェイズはインドで2番手にあたり、LCCではないということで予約したのに。
正直なところ、一昨日からショックでかなり落ち込んでいる。周りの人には笑い話風に話しているけど、行く予定だったパリのノートルダム大聖堂の火災のニュースを目にすることも多いこともあり、1日に何度も思い出しては悲しくて涙が出る。
だって、半年前から予約して、真剣に準備してきた。ヨーロッパが初めてで、1人も初めてだから、治安のこととかも今までの旅行以上に念入りに情報収集していた。英語が少しでもできればより安全で楽しい旅になるだろうと思って、1月からNHK教育の英語の番組をすべて視聴した。あと1週間で最近買ったデジカメで花を撮る練習でもしようかなと考えていたのに。
それが、こんな展開になるとは…。
違う航空会社の便を予約しなおそうと思ったけど、調べてみると往復で30〜40万円もして、キャンセルになったフライトの金額に比べるとバカらしくて払えない。ヤケになって予約しそうになった。
運が悪かったとしか言いようがない…。
考えても仕方のないことなんだけど、今までこんなに運が悪い経験をした記憶がないから、何か最近悪い行いをしたのではないかとか、何か悪いことの予兆なんじゃないかとか、いろいろ考えてしまう。自分にしては珍しく。
あと、もう一つショックだったのは、すべて白紙にしたことを家族に伝えたら、母親がびっくりするくらい喜んでいたこと。娘の一人旅が心配なのはわかるけど、そんなあからさまに喜ばなくてもいいじゃない。
キャンセルが直前だったこともあり、返ってこないお金が一部あったことも「ほーら、ツアーで予約しなかったからだ。ツアーだったら全額返金だった。」ってからかわれて。おまけに「ノートルダム大聖堂も燃えちゃったし、お呼びじゃなかったんや。」とか言ってきて、ちょっと神経を疑ってしまった。
「残念やったね。また今度行けばいいじゃない。」って言ってくれるとは微塵も期待してなかったけど、お決まりの畳み掛けるような人格否定トークで言葉も出なかった。
いろいろ気力が無くなってしまったけど、落ち込んでいても仕方がないと思って、とりあえず数名にお声がけをして、白紙を埋める種まきをした。
彼は親身になって話を聞いてくれて、GW一緒にフレンチ食べに行こうとか、新婚旅行をオランダとフランスにしようかとか言ってくれた。
正直、いつかまた計画して行けたらいいなという気持ちすら今は起きないけど(もちろん、すぐに行きたくなるんだろうけど)、本当に優しい人だなと思った。ありがとう。
昨日、やっと気持ちの区切りをつけて、海外分のすべての予約をキャンセルした。
ジェットエアウェイズはHPの通知文の中で、
”But, tomorrow is another day and tomorrow provides us with new hope, new opportunity and new expectations. ”
となんとも前向きな姿勢を見せていて、日本との違いに少し笑ってしまう。
金沢ー東京間の新幹線だけキャンセルしてないので、東京へ傷心旅行もありだなとか思いながら今日を終えた。