他人事な感想

 

金沢21世紀美術館で開催中の「新海誠展」に行ってきた。恋人が何かのキャンペーンで当てたらしい。

 

前日に「君の名は。」を見た。何年か前にめっちゃブームになってて、見た人からは面白かっただの面白くなかっただの色々聞いていたけども、感想としては

 

面白かった〜。

けど、そんな興行収入過去◯位とかになるほどかな…?

 

あれこれ詰め込んで来ないで、時系列を整理させてよ!

 

 

って途中で集中力が切れてしまって、後半はなんとなく見てしまった。入れ替わりだけじゃないのね。

映画を見るということに慣れていないので、途中トイレにいったり、飲み物を取りに行ったりした。もし一緒に横で見ている人がいたら、うろうろして鬱陶しいだろうなと思った。

 

 

でも、好きなシーンもいくつかあった。

儀式のシーンは良かった。私は巫女さん的なものが好きなのかもしれない。

中学生のころにプレイした「ファイナルファンタジーⅩ」では、異界送りという儀式のシーンがありとても美しかったのを覚えている。

 

東京の日常シーンも好きだった。

私も東京という場所に憧れた時期はあったし、三葉の東京だ〜!みたいな嬉しさはとてもよくわかった。六本木ヒルズの展望台や国立新美術館でのデートは、ハイソ〜って感じ。先輩と一緒だったからそんな場所のチョイスなのかな。

 

残念ながら、RADWIMPSはよく知らないので、状況説明っぽく歌で入ってびっくりした。

 

肝心の「新海誠展」はというと、開催2日目の日曜ということもあり、なかなか賑わっていた。

 

今までの作品を一つずつ振り返る構成で、絵コンテやキャラクター設定の絵が展示されていたり、制作手法やキーパーソンなどの解説も丁寧にされていて、ファンはけっこう楽しめそうだと感じた。

 

私と恋人は「君の名は。」しか見たことがなかったので、最後にやっと知ってる作品が出てきて良かったねといった感想だった。明らかに予習不足である。

 

音声ガイドを聞いている人はほとんどいなかったが、近年の数作については熱心に見ている人が多かった。けっこう有名なのかな(そんなことも知らずに行った)。

 

新海誠監督という人物を知るという点では楽しめた。個人で始めたものが、年を追うごとに様々な人が協力してくれるようになったこと、また、優れた作画方法をマスターした美術チームが下支えしているということがわかった。

 

 

 

映画をめったに見ない私にとって、この監督だから見るとかっていう体験はしたことがない。だから、新海誠っていう名前で人がこれだけ集まるのはすごいことなんだろな。

 

 

なんだか全体的に冷たい感想になったけど、今日はここまで。話題作が見れたのでヨシ!